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当院のお産

分娩について

みずとりクリニックではお一人お一人に合わせたお産が出来るよう、サポートしてゆきたいと考えています。

昨今の妊娠・分娩を取り巻く状況を見てみますと、多くの情報・知識があふれ、かえって混乱を招いているように見受けられます。 また核家族化により身近なところから情報が入って来ることが多いようですが、 残念ながらそれらによってかえって間違った知識が入ってきたり、余計に混乱して悩んでしまうために難産になってしまうという状況が発生しております。

当院では妊娠・分娩に必要な情報・知識は人類が長い年月をかけてDNAの上に蓄積しているので、 そのDNAの力を損なわないように引き出してあげることが安産につながると考えており、そのための方法を「DNA安産法」と呼んでおります(当院理事長造語)。

お産に対する深い知識と経験に基づき、高い医療技術を行っていますが、 分娩にもその本質に即したコツがあります。 そのコツについてはマタニティクラスで十分にお伝えします。 安全で快適なお産のためには、いくつかのコツについての理解と習得が必要です。

ただし、その過程においてはご本人の要望をバースプランにてお伺いしております。 さまざまな方法(アクティブバース、ソフロロジー等)の良い点を取り入れることにはやぶさかではありません。 一つの主義に凝り固まらない、いわば「ハイブリッド分娩」が当院の分娩だとお考えください(当院理事長造語)。 

LDR室

当院ではLDR室(2室)にて分娩していただけます。

陣痛の時から、分娩時、そして産後の回復期を一つのベッドの上で過ごしていただくことができます。 陣痛室から分娩室、回復室へといった移動がないために、移動時のトラブルや苦痛が大変軽減されます。
また、陣痛中も赤ちゃんの状態に問題がなければ自由な姿勢「フリースタイル」で過ごしていただくことができます。

なお、赤ちゃんとお母さんの安全を第一に考えますので、 危険が予測される場合はご希望されるスタイルでお産ができないこともあることをあらかじめご了承下さい。

また、出産直前には出血などの緊急事態にそなえて点滴の準備は全員の方にさせていただきます。 フリースタイル分娩を扱った経験から、最後はあお向けの姿勢が母児ともにとって大変メリットがあると考えています。

生体情報監視セントラルシステム

母体のバイタルサイン(血圧、脈拍等)もセントラルシステムで監視でき、同時に様々なモバイル端末で監視できるようにしておりますので安心です。 

分娩監視セントラルシステム

当院では分娩監視セントラルシステムを導入しておりますので、医師が診察室や当直室のみならず、 モバイル端末を使って、様々な場所より陣痛中の胎児の状態を見てあげることができるので安心です。

陣痛促進剤の使用について

陣痛促進剤は破水して時間がたっている場合、陣痛が来ても陣痛が弱く分娩の進まない場合、予定日を大きく過ぎても自然に陣痛が来ない場合などに使用することがあります。
お母さんと赤ちゃんにとって必要だと考えられる医学的適応のある時のみ使用します。

会陰切開について

会陰の進展が十分であれば全例に行うわけではありません。 ただし、会陰の進展が十分でなく、赤ちゃんの調子が悪くて分娩を急ぐ必要のある場合など、医学的適応のある場合には行います。
縫合の際には溶ける糸を使用しますので、抜糸はありません。

浣腸・導尿について

赤ちゃんはせまい産道を通ってきます。 便や尿がたまっていることでさらにせまくなってしまうことがあります。 赤ちゃんがおりてくるのに問題がなく、ご自分でトイレに行けるのであれば、浣腸は行いません。
ただ、導尿に関しては必要がある場合には行うこともあります。

和痛分娩について

理事長は神戸大学麻酔科の正式なトレーニングを受けており、硬膜外麻酔なども技術的には可能ですが、 陣痛は新しい生命を生みだすための大切なパワーだと認識していますので、陣痛を弱めてしまい、結果的に陣痛促進剤の使用や会陰切開や吸引分娩を増やす可能性が高い硬膜外麻酔による無痛分娩は行いません。かわりに、筋肉注射による本来の痛みを「和(やわら)げる」「和痛分娩」を行っています。3種類の筋肉注射で対応しています。「折れそうになった心がよみがえって満足のいくお産が出来てよかったです」というコメントを頂いています。

※米国医療の実際(ジョンズ・ホプキンス大学病院)を見てきた経験より硬膜外麻酔は麻酔科がしっかり管理する必要性を強く推奨しています。

帝王切開術について

帝王切開術も100%応援医師とともに行っています。
理事長執刀の傷の美しさには定評があります。

立会い分娩について

現在はご主人様(パートナー)のみ立会い可能

詳しくはこちら

安全で快適な分娩のために下記の点にご協力お願いしたします。

  • LDR内に入っていただくのは、産婦さんの夫に限定させていただきます。
  • 複数の大人(たとえば、夫、実母と義母など)が同時に立ち会われた場合に分娩の進行が遅れ、難産になることが少なからずあることをご了解ください。
  • 産婦さんのお子さんも立ち会い可能ですが、陣痛中の産婦さんは平常状態とは異なります。 お子さんが耐えられなくなり、平静が保てなくなった場合は、産婦さんの夫ともども室外で待機お願いします。
  • 産婦さんの夫が来院されるまでの間などに、産婦さんが希望される方、大人1名に立ち会ってもらうことは可能です。 ただし産婦さんの夫が来院された場合は、すみやかに交代お願いいたします。
  • 胎盤が出る際に出血が増量しますので、立ち会いの方はすべてLDR室外へ退出していただきます。
  • 産婦さんの夫以外の方が面会していただけるのは、分娩後2~4時間後であることをご了解ください。 産婦さんの状態の回復ならびに新生児の状態安定のために必要な時間です。 くれぐれもよろしくご了解お願いします。 (面会時間外での来院はお控くださるようお願いいたします)
  • 産婦さんの夫およびお子さんであっても、感染症の兆候(発熱、咳、等の症状)がでている場合は、来院そのものをお控え頂き、ご自宅または院外にて待機をお願いする場合があることをご了解ください。
小さいお子さんは流行性感染症にかかりやすく、麻疹風疹新型コロナウイルスなどの潜伏期であったことが後日判明し、妊婦さんや新生児に弊害が出ることがあるために、産婦人科への来院は極力控えて頂くのが本来です。

分娩後の母子について 

早期母子接触

母子のきずなが深まります。 生まれたばかりの赤ちゃんをお母さんが肌と肌を直接合わせて抱いてあげましょう。 またこれにより、お母さんにくっついている細菌を赤ちゃんにあげることにより院内感染を防止できると考えております。 早期母子接触までは職員は手袋をつけてしか赤ちゃんに触れていません。

最近トラブルの発生が報告されるようになってきました。 当院では全員酸素飽和度を確認してから説明と同意の上で行います。 また、母と子二人きりにならないようにすることが大切だと考えています。

産婦さんの夫および上のお子さんだけ、母児が「早期母子接触」をするときにLDRへ入っていただくことができます。

早期授乳

生まれて1時間以内の赤ちゃんはしっかり目覚めているため、その間に初めてのおっぱいを吸わせてあげましょう。

赤ちゃんについて

新生児呼吸モニター

異常を察知した場合は、スタッフにアラームコールが届くようになっているので安心です。

聴覚検査(AABR)

当院ではお生まれになった赤ちゃんは聴覚の検査を行っています。
一般的に行われているABRという検査よりもさらに詳しいAABR検査というものを行っていますので安心です。

 

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