ご挨拶(院長/理事長)
産科・婦人科 みずとりクリニックも開設以来14年を経過し、ここで生まれてくれたお子さんたちも5,500人に達するようになりました。産科・婦人科医療で皆様のお役に立ちたい、という姿勢は変わらず、今後も続けてゆきたいと考えています。
その中で、最近の言葉を取り入れて説明すると、今考えていることが よりわかりやすくなるのではないかと思う言葉があります。それは、
・おなかの中の赤ちゃんの意思を「忖度」して医療を行う。
・「赤ちゃんファースト」が基本である。
ということです。いかに胎児の状態を正しく診断し、適切に妊娠・分娩をサポートしていくか、そして、そのような姿勢で対処することが結局、お母さんやご家族の幸せに直結する、との思いをますます強くしています。
『赤ちゃんが元気ならお産はうまく進んでいますよ!』
『元気な赤ちゃんを元気に産みましょう!』の原点を大切にしながら、NCPRやJ-CIMELSなどの新しい医療を取り入れてさらに進化してゆきたいと改めて考えています。
どうか今後ともよろしくお願いします。
医療法人社団 産科・婦人科みずとりクリニック
理事長 水鳥真和
理事長プロフィール
平成3年よりこの地域で産婦人科医療に貢献(済生会兵庫県病院の立ち上げから)してきました。これからもこの地域で生まれるお子さんたちのサポートを全力でさせていただきます。
産婦人科医経歴33年の経験の中で、常に時代の最先端の医療(胎児採血、子宮動脈塞栓術、STIC検査、HDlive等)の初期段階から取り組み続けてきました。 しかし、新しい技術も大切ですが、昔からの本質を極めることに力を注ぐことが大変重要だとも考えております。 新しい技術の半分は有効ではなく、消え去ってしまうのが常だからです。
現在、医療法人社団 産科・婦人科みずとりクリニックで取り組んでいることは、「痛くない内診」「つるっと産む安産」です。
その実現のためには女性生殖器や分娩への深い理解が不可欠です。 それらがあって始めて、「安全かつ快適なお産」が実現されます。 周産期センターをはじめとする他の医療機関とも密接に連携したチーム医療が、現在の高度な医療に対応するためには不可欠です。
昭和60年 | 神戸大学医学部 卒業 |
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平成2年 | 神戸大学大学院修了 医学博士 |
加古川市民病院、済生会兵庫県病院、鐘紡記念病院勤務 | |
平成10年 | 神戸大学医学部付属病院 産科主任 |
米国 Johns Hopkins大学病院 Clinical Observership | |
平成12年 | 済生会兵庫県病院 産婦人科主任医長 |
平成16年 | 産科・婦人科みずとりクリニック 開院 |
平成29年 | 法人化し、「医療法人社団 産科・婦人科 みずとりクリニック」に名称変更 |
所属学会・資格
- 医学博士
- 日本産科婦人科学会・日本専門医機構 産婦人科専門医
- 母体保護法指定医
- 日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
- 近畿産婦人科学会学術委員(周産期)
- 兵庫県産婦人科学会学術委員
専門
周産期医療全般、妊娠中毒症、産科救急、出生前診断、子宮筋腫