<当院で新型出生前検査(NIPT)をお受け頂けます>
<当院で新型出生前検査(NIPT*1)をお受け頂けます>
当院は日本医学会の出生前検査認証制度等運営委員会より認証医療機関(連携施設)として正式に認証されました。
当院で正規のNIPTをお受け頂けます。
出生前にお腹の赤ちゃんについて正しく知っておきたい、正しい心構えを持ちたい、
と思っておられる妊婦さんのために当院でもNIPT*1をお受けいただけるようにいたしました。
*1 NIPT(Non Invasive Prenatal genetic Testing;非侵襲性出生前遺伝学的検査)
NIPTは認証医療機関で受けましょう。
出生前検査について簡潔・明快に説明したいと思います。
<羊水検査>
出生前検査として本当の胎児の検査は羊水検査だけです。他の検査は羊水検査をする必要があるかどうかを知るためにあります(絨毛検査は胎盤の検査です)。
ただ、羊水検査は妊娠15-16週になるまで受けることができず、お腹に針を刺さねばなりません。また、簡易な結果は1週間で出ますが、詳細な結果は3週間後となります。流産率が0.3%と問題になりますが、当院では羊水検査施行前に血液検査を 行い、 流産予防の内服薬を内服して頂いた上で行いますので、一般的に言われて いるような流産率はないと考えています。
<NIPT>
NIPTは妊娠10週からでき、母体の採血だけで、1週間後には結果が判明します。しかもなんといっても結果が陰性の場合は99.9%陰性なので羊水検査を受ける必要が無いことがわかります。
<その他の検査>
その他のクアトロ検査やコンバインド(オスカー)検査などはNIPTができるようになる前の、それらしか無かった時代の古い検査であり、安価かもしれませんが、 かえって混乱をきたすだけなので当院では行いません。
当院では簡潔かつ適正なカウンセリングを行い、妊婦さんの不安や心配を取り除くようにしたいと思います。現在も残っているクアトロ検査やコンバインド
(オスカー)検査の説明が難解なために、かえって妊婦さんを惑わせてしまっているように感じています。
<NT>
NT(Nuchal Translucency)は超音波だけで行う検査で、母体・胎児の両者に侵襲が少ないために参考にしてもよいかもしれませんが、妊娠11週0日以降、頭臀長45mm以上で、妊娠13週6日までの判定が必要で、結局13週ごろの判定になってしまうのが現状です。つまりNIPTより後の時期の検査となってしまうのが現状です。
以上より、当院ではNIPTか羊水検査をお受けいただくことをお勧めしています。
<「出生前検査・遺伝相談」 実際の流れ>
<事前準備>
当院WEB予約システム(@link)より
月・水の14:00~14:30または14:30~15:00の
「出生前検査・遺伝相談」で予約をお取りください。
当日までに下記の
をご覧ください。
3:メルプWEB問診を事前に入力お願いします。
※ご予約をキャンセルされる場合は、必ずお電話にてご連絡をお願いします。
<当日>
・遺伝カウンセリング後、同日のNIPT採血もできます。
羊水検査の場合は別の日を設定いたします。
・おひとりでお越し頂けます。ただ、同意書にはパートナーのサインも必要ですので、
事前に同意書が必要な場合はお申し出ください。
・検査でわかるのは染色体疾患(21/18/13トリソミー)です。
<検査をお受けいただける方>
・妊娠10週0日から妊娠14週6日の方
・年齢の制限はありません。何歳でもNIPT・羊水検査をお受け頂けます。
・他院分娩予定の方でもお受けいただけます。
・染色体疾患(21/18/13トリソミー)に対する不安が強い方
・お腹の赤ちゃんに染色体疾患(21/18/13トリソミー)の可能性を
{クアトロマーカー、コンバインド(オスカー)検査、超音波検査等}で
指摘された方
・ご夫婦のいずれかにロバートソン転座がある方
などの方です。
<費用>当院にての正規NIPT施行安定化により、NIPT等の料金を2024年6月1日より改定いたします。
・羊水検査:107,000円(税込み)
・NIPT :110,000円(初診遺伝カウンセリング料含む・税込み)
・初診遺伝カウンセリング :3,000円(税込み)
・再診遺伝カウンセリング :1,500円(税込み)
<再診遺伝カウンセリング>
・当院WEB予約システム(@link)より
「遺伝相談・出生前検査」の月・水の14:00~14:30 または14:30~15:00の
「再診遺伝カウンセリング」で予約をお取りください。
※ご予約をキャンセルされる場合は、必ずお電話にてご連絡をお願いします。
遺伝カウンセリングは産科婦人科遺伝診療学会 認定医の当院院長 水鳥 真和 が担当いたします。
※検査結果が「陽性」「判定保留」の場合は認証基幹施設である神戸大学医学部附属病院での対応となります。
当院院長は約40年前にお腹の赤ちゃんを超音波で見たいという思いで産婦人科医になりましたが、
約25年前の大学教官在籍中には母体血中胎児赤芽球DNAで出生前診断をしようと試みました。
しかしそれは成功せず、その間にcell free DNAのNIPTが世界を席巻するに至りました。
なんとかDNAレベルの出生前診断ができるようにしたいという思いで、今回NIPTの正式認証を取得しました。
NIPTは陰性ならばほぼ間違いなく、それで安心できるという今までの出生前検査とは
全く違う利点を妊婦さんにお届けできることをぜひお伝えしたいと思います。
医)産科・婦人科みずとりクリニック 水鳥 真和