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<ミレーナの交換をご希望の方へ>

<ミレーナの抜去・子宮体癌検査・再挿入が同日にはできなくなりました。>

 

ミレーナ挿入5年経過や、4年強でも不正性器出血出現などで入れ替えを希望される場合、

以前は同日に抜去・子宮体癌検査・再挿入を行っておりましたが、「保険者」からの申し入れで、

全てを同日にすることはできなくなりました。

ミレーナ挿入前には子宮体癌が無いことを確認することが必須ですが、

同日に「子宮体癌疑い」の病名で体癌検査を行い、

その結果がでないまま次のミレーナを挿入するのはおかしいという指摘がなされたためです。

従いまして、今後は4年半あたりで子宮体癌細胞診を行い、結果に問題が無ければ、

入れ替えの日に抜去・挿入を同時に行うことにしたいと思います。

もっとも、事前の体癌検査が装具挿入困難等で施行できない場合もありますので、

その場合は抜去と子宮体癌検査を行い、後日(翌月)に

新規ミレーナ再挿入とせざるを得ない場合があることをご了解お願いします。

ミレーナは本来、子宮体癌発症抑制作用があるはずで、

欧州で長期(10年)の研究がなされておりますが、

現時点ではその結果は得られていないために、体癌検査の結果を待つ必要があるということになります。

昨今の保険診療はコンピューター管理がされており、

保険者からのチェックが大変厳しくなっております。

診療費の7割を出す保険者側がNOというと保険診療ではできませんのでご理解よろしくお願いします。

 

2024.03.07 医)産科・婦人科みずとりクリニック 院長 水鳥真和

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